八戸工業高等専門学校

会長あいさつ

同窓会会長 舘山 勝(Z6)

 

~コロナ禍における同窓会~

 同窓会会員の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染が拡大しつつあるなか、不安な日々をお過ごしのことと思います。加えて、地球温暖化の影響がいよいよ顕在化し、予想を超える酷暑で外出もままならず、心身ともに鬱陶しい日々をお過ごしのことと思われます。ここに、謹んでお見舞い申し上げます。

 私自身も埼玉在住で勤務地が東京ということもあり、日々、感染リスクに晒されている状況にあり、1日も早い収束を心より願っているところでございます。

 さて、このような状況を受け、同窓会におきましては7月11日(土)に八戸高専大会議室で開催された令和2年度評議会において、今年9月に八戸において開催が予定されていた第26回総会の開催の可否について議論したところでございますが、今回については、会則の改定や役員の改選など、総会での審議事項も無いことから、コロナ感染の地方への広がり等に配慮し、総会の開催を見合わせることとしました。なお、7月の評議会は、コロナ禍の影響により、参加できなかった評議員もたくさんおられたこともあり、当日の会議資料及び議事録を同窓会のHPに掲載(http://www.hachinohe-ct-dsk.jp/archives/743)いたしました。是非、ご一読い頂きますよう、よろしくお願いいたします。

 コロナ禍がもたらした社会変化としては、人々が都市封鎖や在宅勤務(学習)を経験し、新しいコミュニケーションツールやコラボレーションシステムが進展したことが挙げられます。また、これまで当たり前と思われてきた、通勤や出張、押印決済、名刺、現金といった人・モノを基盤とした職場や生活の常識が激変し、リモート勤務、Web会議、電子決済、キャッシュレス決済など、デジタル技術に置き換わりつつあることが挙げられます。さらに、これらの変化から、新しい生活様式や、これまで気づかなかった新しい価値観も登場しつつあります。このような、コロナ禍による流れは不可逆的で、より一層、加速することが予想されます。同窓会におきましても、これまでHPのリニューアル、名簿のデジタル化などを進めてきたところでございますが、今後は、より一層、デジタル化を進め、コロナ禍がもたらす新たな社会へ対応する必要があると考えております。ご理解・ご協力の程、何卒、よろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、長年、同窓会の理事・評議員を歴任されました工藤力様(E2)が、2019年秋に黄綬褒章を受章されました。春に受章された橋場寛副会長(M5)に続き、二人目の受章です。黄綬褒章とは、「第一線で業務に精励している者で、他の模範となるような技術や事績を有する者」を対象に天皇から授与される大変名誉ある顕彰であります。ここに謹んでお祝い申し上げます。